【子供の本を処分した話】子供の成長と片付け

不用品を処分した話

子供部屋の整理は、一応、子供たち自身(ティーンエージャー)ですることになっています。
……が、それは建前。
片付ける必要があるとも思わない(らしい)し、片付けてー!と言っても何も片付かない。

使わないものはその存在自体が目に入っていないので(たぶん)、片付けようという発想にならないのでしょう。
「これはもういらないでしょう? あれは? それは?」と具体的にピックアップしないと認識すらしてもらえません。

★処分決定したもの

●本
どうにか処分することに同意してもらえたのは、しばらく前から見向きもされていなかった絵本やBDが十数冊。明らかにもう幼稚な本たちです。

それと、こまごましたものを多少、整理した人が一名。
おもちゃ・ガラクタ(に見えるもの)は「全部いる」と断固拒否した人が一名。(溜息)

めでたく処分されたものも、
●小さいボール(理由:へこんでるから←5年以上前からへこんでましたが)
●ラクダの置物(理由:足が曲がってるから←もらったときから曲がってましたが)
という具合で、「やっと気がついたか!」なものばかりでした。

気持ちの整理がつくまでには、だいぶん時間がかかるんですね。
それは大人も同じかもしれませんが、子供が大事にとっているものって、大人目線だと最初から「それ、いるの?」と疑問に思うようなものばかり。
捨てる/取っておく、の基準がどうなっているのかイマイチわかりません。
自分が子供のときを振り返っても、よくわからない……。

★本はBook offへ

本類は、表面をさっと拭いてからBook offへ持っていきました。
十数冊とはいえ、ずっしり重い。でも頑張って運んだ甲斐あって、角がほんの少し破けていた1冊を除いて(一応、糊づけしておいたけど見破られた…笑)、すべて買い取ってもらえました。
その代金は、帰途に購入した学校用のノートとルーズリーフでほとんど消えましたが、上出来、上出来。
(フランスの文房具は高いんです。ノート1冊が2.50€とか)

ちなみに私の前にいたおじいさんは、大量の古いレコードとCDを持ち込んだのに、「全部で6.50€」と言われてボーゼンとしていました。
いかにも古びてしまうと、商品価値はないに等しいんですね。

なるべくきれいなうちに売りに行かないと、労力が無駄になるというわけ。
気持ちの整理に時間をかけすぎちゃダメ、と心に刻んだのでした。

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