【洋服の染め直し】シミや汚れを隠して再利用する

ゼロウェイスト

薄い色のアイテムって、長年着ているとシミや汚れが落ちなくなりませんか?
素材も縫製もまだしっかりしているし、形も気に入っている……けど、シミがあったら気になって着られない。

そこで、黄ばみが取れなくなってしまった白いコットンブラウスを別の色に染めてみました。

★コーヒー染め

まずは、家にある材料だけでできるコーヒー染めに挑戦。

使い終わったコーヒーのかすで染め物ができるので、手軽だしエコです。
ほんのりベージュに染まるらしいので、黄ばみを隠せるのではないか?と予測。

やり方はインターネットでいくらでも調べられますが、簡単に言うと、

1.牛乳か豆乳のタンパク質を染み込ませる
2.コーヒーを煮出した染色液で煮る
3.塩で色止めをしてから、すすいで乾かす

以上。

手順そのものは、まあ少し面倒ではありますが、難しくはありません。危険な薬品を使うわけでもないし。

★結果(撮った写真は間違って消去してしまいました…)

できあがりは予想どおり、ほんのり茶色に染まって素朴な感じ。
色自体は悪くありません。

しかし、問題が!
隠したかったシミの部分が濃く染まって、よけい強調される結果に。
まるで「ほら、ここがシミです!」と主張しているような……

ちがうんだよー(涙)

残念ながら期待はずれでした。

★市販の染料で染め直し

気を取り直して、今度ははっきりした色に染まる染料で試してみることに。
ネットで見つけた染料を使ってみます。
https://www.aybel.fr/
染料そのものはトルコ産らしいのですが、ともかく手頃な値段で色も豊富、少量パックだったので買ってみました。
天然素材が主体である、とは書いてあります。

説明書どおりにやってみると、多少のムラはありますが、まずまずの仕上がり。
シミの部分はやはり濃くなっていますが、そもそも色が濃いので、あまり気になりません。

これなら着られそう! 
とりあえず、ブラウスの寿命は延びました。よしよし。

★教訓

すでに色ムラ(シミとか)がある素材を薄色に染める(コーヒー染めなど)のはやめたほうがいい。
まっさらなアイテムの色を変えるなら問題ないと思いますが、汚れ隠しに使おうとするなら要注意。

ともあれ、染め物って意外と簡単にできるんだな、とわかったのでよい体験でした。

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