【ゴミ箱をサイズダウンした話】パリの新たなゴミ分別ルールで、普通ゴミが減少

フランスの環境対策

★パリのゴミ分別

現在、パリではゴミを以下の4つに分別することになっています。

●普通ゴミ
●リサイクルゴミ(包装材):紙、プラスチック、缶、びんの蓋など、リサイクルできるもの
●生ゴミ
●びん:ガラスびん

数年前、リサイクルゴミに入れてよいものが増えました。
次いで生ゴミの分別回収も始まりました。

包装材なら、それまでは対象外だった小さな針金やキャップも、ペラペラのビニール袋も→リサイクルゴミに入れてOK
生ゴミ→コンポスト(土に戻す)か、自治体が設置した専用のゴミ箱(町のあちこちにある)へ

★新たな分別ルールが始まった結果…

ルールを忠実に守った我が家では、普通ゴミに入れる「その他大勢」のゴミが激減。
たぶん、うちで一番多い普通ゴミはティッシュですが(←家族全員、鼻炎気味)、ティッシュって、押し込んだらすっごくカサが減りますよね。

すると、今まで無印良品の20Lのゴミ箱を使っていたのが、いつまでたっても満杯にならない……
(https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4549337494152)
ゴミ袋がスカスカのまま捨てるわけにもいかないので、その1袋が一杯になるまで3週間、4週間も待つ感じ。

ちなみに、このゴミ箱はキッチンに置いてある我が家のメインのゴミ箱です。
ほかに、子供部屋、バスルーム、リビングにも小さなゴミ箱があり、その中身は時々メインのゴミ箱に空けています。
それなのに、一杯にならないのです。

とくに臭うわけではないので、困らないといえば困らない。
……でも、なんだか気になる。ゴミは1週間に1回ぐらい捨てたい!
確かに、妙な悩みではありましたが。

★ゴミ箱をサイズダウン

じゃ、ゴミ箱を小さくしよう。
大きくて場所をとるゴミ箱を使って、「満杯にならない~」と悶々とするのは、どう考えてもバカバカしい。

左:小さい新ゴミ箱、右:大きい旧ゴミ箱

10~15Lくらいのゴミ箱を探し、見つけたのは無印良品の11Lサイズ(https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4549337556843)。
無駄のないデザインで、小さなスペースにすっきり収まります。そしてお手頃(€18.95)。凹凸も少ないので手入れがラクです。

ちなみに第2候補はブラバンシアの「ソート&ゴー」12Lでした→https://www.brabantia-ec.jp/view/item/000000000641?category_page_id=ct46
同じくすっきりしたデザインですが、幅が少し太いのと、持ち手が不要。そしてお高い(Amazon Franceで€31.50)。
よって、無印の勝ちです。

なお、これ以上小さくなると、床に置いたときに背を相当かがめないと捨てられなくなります。
もしかしてティッシュより大きいゴミが出たときに、入らないかもしれないし…。
というわけで、このサイズが現実的。だいたい、A4のファイルボックスをタテにしたくらいのサイズ感です。

それでもやはり低いので、下にファイルボックスのハーフサイズ+フタを置いて高さを上げ、ファイルボックス内にはゴミ袋のストックを入れました。
「ものは使う場所の近くにしまう」の原則どおり。

★変更後は、ゴミ捨てサイクルが最長でも2週に1回に

1週間に1回、とは行きませんでしたが、2週間に1回(1袋)は捨ててスッキリするサイクルに。
ゴミが少ないこと自体は望ましいわけなので、ひとまずこれでよしとします。
めでたし!

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