【石けんをカットする方法】マルセイユ石けんの塊を使いやすい大きさに切り分ける

ゼロウェイスト

我が家の石けんは、Fer à chevalというメーカーの「真正なるマルセイユ石けん」一択です。
手も体も食器も、洋服の部分洗いも、これ1本です。
オリーブオイル主体で100%天然素材。手が荒れにくい、と思います。

さて、こちらの石けん、100グラムくらいの小さい(というか普通の)サイズで3ユーロくらいと、けっこう高い。
ところが、2キロの塊だと20ユーロくらい。一気に庶民的な価格になります。

もちろん、うちでは断然お得な2キロを買って、自分で包丁でカットして使うわけですが、カットするにはちょっとしたコツがいります。

★うまくカットするコツ★

●極意1:新鮮な石けんを買って、すぐにカットする。
この石けん、包装は厚紙だけなので、時間とともに乾燥していきます。
色が変わっていたり、ヒビが入っているような石けんは、ナイフを入れるとボロボロ崩れてうまくカットできません。

●極意2:石けんを温める
カットする前に、電子レンジで少し温めて柔らかくします。
手で触って「あ~あたたかい♡」と幸せになるくらいの温度感。少し冷めて火傷しないくらいの焼き芋の温度?
温めすぎると表面がブクブクしちゃうので要注意。様子をみつつ、慎重に。
冷めてきたら、またレンチン。

●極意3:包丁を温める
マグカップか何かに熱いお湯を注ぎ、そこに1回1回、包丁を入れて温めます。
もちろん、切る前に水気を拭き取ります。

以上を守って、いざカット。
だいたい1.5センチ幅くらいが個人的には使いやすいです。
それなりに力はいりますが、十分に温まっていれば、メリメリ割れることなく、すーっときれいに切れます。

★できあがり★

本日の成果。
1個だけ割れてしまいましたが、無事、19個の塊に切り分けられました。
(割れた塊はよく泡立てて、ひび割れがくっつくようにぎゅっと押さえておけば復活します)

快心の切り口。つやぴか~!

乾燥しないように、ビニール袋や容器に入れて保管するのを忘れずに!

ちなみに、10キロの塊(80ユーロくらい)も存在するのですが、それは普通の包丁では切れないサイズなので、買ったことはありません。
使い終わるまでに何年もかかるので、さすがに乾いちゃうだろうし。
10キロは見てビビるだけでいいです…

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