★クリスマス・デコレーション
12月になると、街中がクリスマス一色になります。
写真は散歩途中の公園内にあったカフェ・レストラン。いつも季節に合わせて、センスよく彩られています。
(ちなみにこのカフェ、クリスマス前はハロウィーンのかぼちゃが大小ゴロゴロ飾られていました。その後かぼちゃはちゃんと使ったんだろうか。余計なことが気になります…)
このほか、レストランの窓ガラスに絵を描く(ビミョーなものが多いけど…)とか、商店街に電飾を垂らすとか、まあいろいろ。そのへんはもはや世界共通でしょうか。
道はゴミや犬のふんが落ちていて相変わらず汚いですが、上を見て歩く分にはきれいです。
そして、12月25日を過ぎてもパリのクリスマス色は変わりません。
お正月飾りというものはないので、新年になってもこのまま。
三が日を過ぎようが、初七日を過ぎようが、関係なし。
なんなら4月ぐらいになっても、店によってはクリスマスムードをむんむんに漂わせています。
店主がズボラなのか。
ここフランスで、季節の飾りの期間が日本のように決まっているわけもなく、飾りっぱなしでもマナー違反だと責められることはありません。
マイペースでも生き易い世界……
ある意味、省エネ&省資源かもしれません。
こういうデコレーションも、結局ゴミになりますしね。
しかもプラスチックのゴミだらけ!
せめて、しょっちゅう交換しない方が地球には優しいわけで。
★生モミの木の行方
フランスでは本物のモミの木を飾る家も少なくありません。
季節になると、園芸店やスーパーの店先に大小さまざまなサイズのモミの木が並びます。
小さいもので20ユーロ程度でしょうか。
本物のモミの木、確かに風情はあります。香りもよい。
……が、小さくてもけっこう重いし、捨てるのもひと手間かかるし、なによりも若い木を無駄づかいしているようで心苦しい。
(うちでは買わない)
さて、モミの木は使い終わったら指定の回収場所まで運ぶ必要があります。ゴミ箱には入らないしね!
これもクリスマスが終わると速攻でゴミに出す家もあれば、ずーーーっと後になって、葉っぱがすっかり茶色&パリパリになってから、思い出したように処分する家もあります。
いや~、性格が出ますね、ここにも!

(モミの木に第二の人生を!)
詳細はこちら↓
https://www.paris.fr/pages/recyclons-nos-sapins-3193
パリの場合、12月26日~1月20日まで(2025/26の場合)、市内186カ所に回収所が設けられます。公園内や広場の一角をフェンスで囲むだけですが。
回収したモミの木は、木っ端みじんにして、再利用するらしいです。
緑地にまいて雑草が生えるのを防ぐとか、水の蒸発を防ぐとか……一応、有効活用しているみたい。
(ちなみに、モミの木カスは酸性度が高すぎて、コンポストには向かないようです)
「だからエコロジカルでしょう?」とパリ市のサイトでは誇らしげですが、そもそも木を切らない方がよくない? すべてが間伐材だとは思えません。
毎年、けっこうな数のモミの木が売れ残って無駄になっているのも、気になります。
けれども、こういう長年の伝統は発想を転換するのが難しそう。
鉢植えの木はすべての家庭にとって現実的ではないし、といって、木がなければとこにプレゼントを置くのか、という問題も出てきそう。
モミの木がなくてもクリスマスは祝えるし、プレゼントは好きなところに置けばいいじゃん、などと言うとしたら、それはその伝統のなかで生きていない者の暴言になるのだろうと思います。
(それはフランスに限らず、日本や世界各地の伝統についても同じ)
というわけで、当分、モミの木を切り出してきて飾る習慣は続きそうです。プラスチック製のデコレーションとともに……
