【パリの美術館:国立中世美術館】中世美術を眺めてのんびり過ごす

パリでのくらし

身ひとつで楽しめて、モノも増えない活動。
私は美術館に行くのが好きです。
自分のペースで見たいので、最近はひとりでふらりと行くことが多くなりました。

★美術館に行くタイミング
パリは美術館も多いが、観光客も多い――ということで、ルーヴルやオルセーなどの超メジャー美術館はご無沙汰ぎみですが(←人ごみは苦手)、中小の美術館なら週末でも大丈夫。
とくに午前中や、昼食どきがねらい目。比較的空いていて、ゆっくり見られます。
週末の12時半や13時頃といえば、ふつうはそろそろお昼ご飯を食べようかな〜と思う時間帯。あえてその時間から美術館に入ろうという人は、あまり多くないと思います。そこを逆手に取るわけです。

というわけで今日、出かけてきたのが国立中世美術館。

★国立中世美術館
https://www.musee-moyenage.fr/

クリュニー美術館とも呼ばれる、中世美術に特化した美術館。
カルティエ・ラタンのド真ん中にあります。

数年前に改装され、明るく広々とした展示空間に生まれ変わりました(前のひっそりした感じもよかったけど)。

中世とはざっくり西暦500年頃から1500年頃までの時代。古代とルネサンスの間の時期です。
キリスト教美術が中心になりますが、キリスト教を無視しても人物や動物の描写が独特でおもしろい。

この美術館の目玉は『貴婦人と一角獣のタピスリー』ですが、それ以外にも楽しい作品がいっぱいです。

中心人物の脇にひかえる、かわいらしいヤギさんとか

血管の浮き出た腕が妙にリアルなキリストさん(いや、聖ヨハネかな?)とか

今、売っていてもOKな感じの装飾とか

ちなみに、ノートルダム大聖堂にもともと取り付けられていた彫刻の一部も、この美術館に収められています。

以前より展示作品が少し増えていたような…。のんびり回って2時間でした。
週末のひとときを過ごすのに、おすすめの美術館です♪

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