余暇の楽しみ方は人それぞれ。人の趣味は千差万別。
ひとりひとりが好きなことをすればよい……とは思いますが、「簡素にくらす」という観点からは、身ひとつで味わえる楽しみがあるとうれしい。
たとえば、
●スポーツが趣味でウェアや器具が増える
●お菓子作りが好きで型が増える
など、焦点がずれるとモノが増えて、くらしが複雑になってしまうことがあります。
そうではなくて、
●展覧会や映画を見に行く
●友人と会っておしゃべりをする
など、あまり「小道具」が必要のない体験はシンプルです。そりゃ、あまり変な格好で出かけちゃまずいか?とか考えることはありますが、人は意外に他人の服装なんて気にしないものです。とくに年を取ってくると(笑)。
メインはあくまでもアートや映画を見ることであり、友人とのひとときを楽しむこと。ほかは二の次です。身軽に行って、帰ってくればよし。
★私のストレス発散&リフレッシュ方法
というわけで、私が選ぶのは、
●(いつもの格好で)展覧会を見に行く
ラッキーなことにパリではいつも何かしら面白い展覧会をやっています。もちろんミュージアムショップは眺めるだけ。
●(必要最低限の装備で)スポーツをする
毎日するわけではないので、ウェアは一組あれば洗濯も間に合います。コーディネートがすてきだと上達する、なんて話は聞きませんし……。
●気を使わないでよい相手とお茶・食事をしたり、おしゃべりをしたりする
主に自宅か近所でさくっと。めかしこむ(?)必要もなし。
●(最低限の荷物で)旅行をする
スーツケースなんてもってのほか。荷物の運搬にエネルギーを吸い取られたら元も子もないですね。
投資するお金はほとんど体験そのものに費やされ、しかもモノも増えず、ゴミも出ません。
逆に、楽しめば楽しむほど家の中が散らかる、というのでは、簡素なくらしから遠のいてしまいます。
シンプルに楽しめる何かを見つけたいですね!